2014年4月16日水曜日

登山靴の手入れ ゴローS-8(10年目)



私が履いている登山靴の一つにゴーローの登山靴、S-8があります。

東京を離れることが決まったときに、ここで手に入れておかなければ購入することはない(できない)だろうと思い巣鴨のお店に向かった記憶があります。それから10年が経ちました。しっかりメンテナンスをしているせいかエスハチ君はまだまだ元気です。とはいえ「しっかりメンテ」といっても私の場合、登山後にちゃんと洗ってワックスを塗っているかどうかということだけです。難しいことはしていません、山から下りてきてほったらかしにしていないというだけです。

そんなわけで、意外に簡単!!私が行っている登山靴の手入れ(メンテナンス)の様子を説明します。
ゴロー S-8


まず登山靴の靴紐、インソール(中敷き)を外して、水で丸洗いします。
バケツに水をため、靴の表面と中はスポンジブラシで、靴底はなんでもいいと思うのですが毛が長い普通のブラシでこすって洗います。ソールについた石はドライバーかなにかで取り除いてあげます。

水で丸洗い

丸洗いしたらタオルで水をふき取って陰干しします。
陰干し

乾かした登山靴の表面。傷だらけです。

しっかり登山靴の中まで乾いたらワックスを塗ります。
ワックスを指にとって手のひら全体を使い、なでまわすように靴の表面に塗り込んでいきます。直接、手で触ることにより体温でワックスが革に馴染んできます。

ワックスを直接、手ですりこみます。

最後に2,3日ワックスを乾かして靴専用のブラシでブラッシングしてあげれば終了です。ブラッシングすればするほど表面がテカテカしてきて快感です。

ひたすらブラッシング

テカテカに輝くゴローエスハチ。

これが山から下りてきたとき毎回行っている登山靴の手入れです。また年に2回ほど、シーズン始めと、終わりに栄養ローションを塗り込んでいます。だいたいこんなもんです。
ちなみにいつも使っているワックスはKIWIのウェットプルーフワックスだったのですが、残念ながら絶版になってしまいました。ショック…ペースト状の防水ワックスであればなんでもいんですけどね。

残念ながら絶版、kiwiのウェットプルーフワックス。

ざっとこんな感じです。
ゴローの登山靴のように昔ながらのタイプのものはちゃんと手入れをしてあげないと表面の革がカピカピになり、快適性、防水性がすぐに損なわれてしまいます。だけどしっかりメンテしてあげていれば10年以上、登山の相棒になってくれます。長く履いていると愛着がわき、もう可愛くて仕方ない感じです。登山の楽しみの一つだと思って登山靴の手入れをやってみましょう。

登山靴の手入れの様子を動画にまとめています。こちらを見た方がわかりやすいと思いますので、参考にして下さい。



おわり
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